<張本智和>世界1位破る「信じられない。自分でもびっくり」

2018年04月07日

5枚目/12枚中

1次リーグ第2試合で樊振東を破った張本=2018年4月6日、横浜文化体育館

 卓球のアジア・カップは6日、横浜文化体育館で開幕して1次リーグが行われ、A組は14歳の張本智和(エリートアカデミー、仙台市出身)が世界ランキング1位の樊振東(はん・しんとう、中国)に3-1で初勝利した。シニア大会のシングルスで、張本が中国選手から白星を挙げるのは初めて。3連勝で準々決勝進出も決まった。
 樊振東戦で張本は第1ゲームを11-8で先取。第2ゲームを奪われたが、第3、4ゲームを連取した。
 女子C組の石川佳純(全農)は3連勝で準々決勝進出。B組の平野美宇(日本生命)は1勝2敗で3位となり、8強入りを懸けたプレーオフに回った。
 男子C組の丹羽孝希(スヴェンソン、青森山田高-明大出)は2勝1敗の2位で準々決勝に進んだ。

◎強打で押し金星「自信が付いた」

 勝利の瞬間、いつもの雄たけびは出なかった。「信じられない。自分でもびっくりしている」。張本が最新の世界ランク1位樊振東を3-1で破った。
 自慢のバックハンドが威力十分だった。「相手を動かして焦らせないとミスを誘えない」。強打で大国のエースを追い込み、終始優位な展開に持ち込んだ。
 シニア大会のシングルスで中国人選手に初めて勝った。しかも、小学生の頃から憧れていた選手からの金星となれば喜びも格別だ。
 「負けて当たり前と、思い切り行けた。相手が強かったので集中できた」。試合後の樊振東は汗でびっしょり。背中にユニホームが張り付くほどだったところが張本の強さを示している。
 仙台市東宮城野小6年の時に口にした「東京五輪で金メダル」の目標が、また一歩近づいてきた。「少し自信が付いた。(今後の)自分がどうなるか楽しみ」。17歳で迎える夏が待ち遠しい。(剣持雄治)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る