<楽天>美馬消沈3被弾 投球不安定、苦い初陣

2018年04月01日

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【東北楽天 2-6 ロッテ】3回無死、井上(左)に2打席連続でソロ本塁打を許して0―5とされ、うなだれる美馬=2018年3月31日、ZOZOマリン

 戻ったベンチで頭を抱えた。東北楽天が誇る先発3本柱の一角、美馬は三回途中8安打5失点で降板。「どうにもならなかった。全部(バットの芯で)捉えられた」。試合後も平常心を取り戻せずにいた。
 立ち上がりから制球力の高い美馬らしからぬ、不安定な投球だった。梨田監督には、捕手のミットの位置と違う場所に行く球が目立って見えた。
 一回は変化球が甘くなり、井上のソロ、菅野の適時三塁打などで3点を奪われた。二回は無失点で終えたが立ち直れず、三回無死から中村、井上に連続ソロを喫して2失点。2年前、千葉独特の浜風を利用して変化球を駆使する巧みさで、無四球完封勝利を飾った時とは別人のようだった。
 森山投手コーチが「投げる時の体の開きが少し早かった」と言うように、腕が遅れて出る美馬本来のフォームではなく、投球がシュート回転して真ん中寄りに入った。三回はその球を井上にたたかれ、わずかな技術面のずれが命取りになった。
 昨季は自身初の2桁となる11勝を挙げたが、「一年(だけ)の2桁で満足してはいけない」と美馬は自らを律する。ほろ苦い今季初登板も、さらなる飛躍を期す一年の糧にすればいい。(狭間優作)

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