<アングル福島>桜を待つ丘の上のブランコ いわき回廊美術館

2018年02月12日

9枚目/11枚中

【未来】美術館の入り口付近に飾られている絵画。桜でいっぱいになった将来の里山をイメージし、地元の画家が描いた=2018年1月28日、福島県いわき市

 「いわき回廊美術館」は2013年4月、福島県いわき市にオープンした。丘に沿うように回廊が続き、写真などが展示されている。
 周辺で壮大な計画が進む。「9万9000本の桜で未来の子どもたちに夢を」。市内の会社経営志賀忠重さん(65)らが取り組む「いわき万本桜プロジェクト」だ。東京電力福島第1原発事故を機に始まった。
 美術館の整備もプロジェクトがきっかけだった。志賀さんと交流があり、活動に共鳴した中国の現代美術家蔡国強さん(60)がデザインを担当。植樹活動の拠点にもなっている。
 回廊を抜けると、シンボルのブランコが待つ。桜はまだ約4000本。目標達成は250年先になるが、満開の桜に囲まれ、ブランコに揺れる未来の子どもたちの姿はしっかり想像できる。(福島総局・高橋一樹)

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