<楽天>西巻、打撃でも存在感 のみ込みの良さで課題解決「出来は80点」

2018年02月11日

3枚目/10枚中

シート打撃で3打数2安打と存在感を示した西巻=2018年2月10日、久米島球場

 正確な守備に定評のある新人の西巻が、弱点とみられていた打撃で存在感を放った。初のシート打撃で3打数2安打と気を吐き、遊撃手としても好連係を見せた。高卒新人では外野手のオコエ以来、2年ぶりとなる沖縄県金武町での1軍キャンプ参加が決まった。
 この日一番の歓声が上がった。ドラフト1位右腕、近藤(岡山商大)の3球目の直球を芯で捉え、左中間を破る三塁打。3打席目は2年目左腕、高梨の内角直球をしぶとく左前打にしてみせた。「バットを振り抜くことを意識した。出来は80点」。ほっとしたような笑みを浮かべた。
 梨田監督は「打撃は非力でものになるのに時間がかかると思ったが、(同じ内野手の)渡辺直人と遜色ないくらいに打った。3打席目は技術的にうまい打ち方だ」と目を細める。西巻への期待の表れか、珍しく自ら打撃投手を務め、約60球を投げた。
 2軍でキャンプを始める予定だったが、内野手の藤田のけがに伴い昇格。初日に「周りの選手がみんな力強いスイングをしていた」と気付き、課題の克服に努めてきた。運を味方に付けながら、のみ込みの良さで着実に成長する。
 1軍にとどまり、まずは最初の関門を突破した。「金武でも勉強し、経験を積みたい」。身長167センチの小兵は、開幕1軍へのハードルを越え続ける。(狭間優作)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る