<楽天>則本2年ぶり大役に闘志「チームに勢いを」

2018年02月07日

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打撃練習するフェルナンド=2018年2月6日、久米島野球場

 「シーズン全143試合のうちの1試合だが、その1試合が全ての始まり。チームが勢いづくような試合展開をしたい」。2年ぶりの開幕投手の大役を担う則本は、闘志を込めた。
 「開幕で行くよ」「分かりました」。6日の全体練習前のキャッチボールの前にこう告げたのは、梨田監督ではなく佐藤投手コーチだった。指揮官は「チームが日本一になった2013年の開幕投手が新人の則本だった。そしてそれを告げたのが佐藤コーチ。自分よりも思いが伝わると思った」。12年目を迎えた監督人生で初めて、大事な宣告をコーチに託した。
 昨年は開幕直前にあったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日の丸を背負ったため、13年から4季続いた大役を果たせなかった。「開幕投手がシーズンを通して好成績を残したチームが、上位になっている。すごく重要な役割」。懸ける思いは強い。
 その意気込みを示すように、6日はブルペンで115球の力投を見せた。昨季はほとんど投げなかったチェンジアップにも磨きをかける。あくまで試験的な取り組みだが、今より縦に沈み込み過ぎないようにするなど微調整に余念がない。
 東北楽天で田中投手(米大リーグ・ヤンキース)を育て、14年に東北楽天を退団してからはソフトバンクを投手王国にした佐藤コーチは「久しぶりに見る則本は、年々成長していると実感した」と目を細めた。
 「順調に年間通して26試合ほど登板できれば、20勝できる能力はある。(最多勝、防御率など)全てのタイトルを取ってほしい」と佐藤コーチ。進化を止めないエースは開幕戦で躍動する。(狭間優作)

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