<王祇祭>夜を徹して黒川能 ろうそくの火揺らめく中厳かに

2018年02月03日

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黒川能「式三番」(代表撮影)=2018年2月1日、山形県鶴岡市黒川

 山形県鶴岡市に伝わる国の重要無形民俗文化財「黒川能」が、1日夕から2日にかけて同市黒川地区で上演された。
 地元の春日神社最大の祭り「王祇祭(おうぎさい)」として催された。氏子が神社を挟んで上座と下座に分かれ、それぞれの会場にご神体の「王祇様」を迎え入れ、500年以上受け継がれる能や狂言を奉納した。
 下座の会場となった黒川上区公民館では1日午後6時、「大地踏(だいちふみ)」と呼ばれる幼児による演舞で開幕。ろうそくの炎が揺らめく厳かな雰囲気の中、地元の能役者らが能「高砂」や狂言「三本柱」などを披露した。
 黒川能は猿楽能の流れをくみながら独自の発展を遂げた農民芸能。遅くとも室町末期には存在していたと伝えられている。

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