<星野仙一氏死去>献花続々「まさに恩人」「後悔しないために来た」9572人が勇姿しのぶ

2018年01月09日

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星野元監督への献花に訪れた大勢のファン=2018年1月8日、楽天生命パーク宮城

 4日に亡くなったプロ野球東北楽天の星野仙一元監督(球団副会長)とのお別れをしようと、本拠地・楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)に設けられた献花台は8日も多くのファンらが訪れ、9572人が生前の勇姿をしのんだ。
 午前10時の開場前から行列ができた。「なぜ行かなかったのかと後悔しないために来た」。塩釜市の主婦泉田準子さん(73)は献花後、涙を拭いた。
 多賀城市の主婦小野紘子さん(73)は東北楽天を初の日本一に導いた2013年を思い出し「日本シリーズで全国にファンが広がった。まさに恩人」と振り返った。
 全国各地からも大勢が駆け付けた。日本一達成の瞬間に立ち会った東京都中野区の主婦田渕直子さん(39)は「すぐに離れられなかった」と立ち尽くした。
 栃木県日光市野球連盟の塩生勇一会長(64)は「少年野球の裾野を広げなくてはいけないと星野さんは言い続けていた」と語った。
 長年のファンも多い。東北楽天創設期から応援を続ける石巻市出身のタレント本間秋彦さん(56)は「『勝たなきゃ駄目なんだ』とか、簡潔で力強い言葉で奮い立たせてくれた」と故人をたたえた。
 30年来のファンで宮城県大和町の会社員佐藤宏光さん(41)は、08年に北京五輪代表監督だった時のレプリカユニホーム姿で手を合わせた。「五輪は(メダルを獲得できず)星野さんの汚点と言われることもあるが、日本を背負った人だったのは間違いない」と話した。
 献花台は球団が7日午後に設けた。9日も午後5時半まで設置される。

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