<全国高校サッカー>前回覇者、先制許し冷静さ失う

2018年01月04日

2枚目/6枚中

【青森山田0-1長崎総科大附】後半7分、激しいマークを受けながらドリブル突破を図る青森山田・郷家(10)=2018年1月3日、フクダ電子アリーナ

 15本のシュートを放ちながら、最後までゴールを割れない。青森山田は決定力を欠いて3回戦敗退。黒田監督は「こんなにチャンスがある試合はない。すごくもったいない負け方」。悔しさをかみ殺していた。
 前半に先制を許すと、焦りが増すのはやはり王者としての重圧だろうか。「自分を含め、みんな冷静さを失っていた」(郷家)。歯車が少しずつ狂い、フィニッシュの精度を欠いていった。後半ロスタイムには中村がGKと1対1の場面をつくったが、「絶対決めるという気持ちが強過ぎて力んでしまった」。シュートは枠を外れた。
 「1本中の1本を決める」。青森山田の攻撃陣は、皆この言葉を心に刻む。レベルの高い試合になればなるほど好機は少ない。だからそこで決めることが勝利につながる。しかし、この日はマンツーマン守備で個人技を消しにきた長崎総合科学大付に屈した。
 先発メンバーで唯一2年の檀崎は「この悔しさを生かすため、次は自分がピッチの内外で率先してチームを引っ張る」と誓う。層の厚さが北の強豪の強みだ。黒田監督は「楽しみな2年生もいる。少し休みを入れて一から鍛え直す」と話した。(山本武志)

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