<アングル東北>レコード復権 形ある音源心奪う

2017年12月04日

5枚目/10枚中

【新旧】今を時めく人気アーティストが、次々とアナログ盤で作品を出している。名盤復刻に交じり、映画『君の名は。』の主題歌で知られるRADWIMPS(ラッドウィンプス)などのレコードが並ぶ=2017年11月26日、仙台市青葉区のタワーレコード仙台パルコ店

 アナログレコードが復権しつつある。オールドファンのノスタルジーだけではない。人気アーティストがレコードで作品を発売するケースも増え、デジタル音源で育った若い世代も手にするように。ファンの裾野は確実に広がっている。
 ネット配信でダウンロードして聴く時代だからこそ「レコードに魅力を感じるのでは」と推測するのは、ロックカフェ「ピーターパン」(仙台市青葉区)の長崎由幹さん(32)。
 「若者はデジタルデータという、いわば形のない音源を聴いてきた。だからこそ、確固とした『形』として存在するレコードに引かれるようになったのでは」
 レコードを入れる紙のジャケットにも見て飾って楽しめる魅力があるし、コレクションにもうってつけ。
 ボタン一つですぐ聴けるデジタル音楽も手軽でいいけれど、あの黒い円盤には音だけでない不思議な魅力がぎっしり詰まっている。(写真部・佐藤琢磨)

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