<アングル青森>この世とあの世をつなぐ場所 死者と語り安らぎを得る 霊場・恐山

2017年10月30日

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【対話】境内の隅に設けられたイタコの小屋。死者との会話を求め、参拝客が行列を作る=2017年10月7日、青森県むつ市の恐山

 日本三大霊場の一つとして知られる青森県むつ市の恐山が今月いっぱいで閉山し、冬ごもりに入る。
 硫黄の臭いと火山ガスでできた奇岩は地獄を、酸性が強く生物が少ない透き通った湖は極楽を連想させる。この世とあの世をつなぐ場所として、古くから下北の地域信仰の的となってきた。霊場は平安時代初期に最澄の弟子慈覚大師円仁が、夢で見たお告げに従って開いた。
 死者の鎮魂、供養、語り、自身の癒やしを求め、全国からひっきりなしに参拝者が訪れる。雪解けを経た来年5月1日に開山する。(むつ支局・勅使河原奨治)

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