<明治神宮大会>富士大 高い総合力、好機逃さず

2017年10月25日

5枚目/5枚中

【富士大2-0仙台大】七回2死2塁、富士大の小林が右翼席場外へ先制の2点本塁打を放つ=2017年10月24日、岩手県花巻市の花巻球場

 2連覇を飾った富士大は思い切りの良いチームだ。1度だけ得た好機にフルスイングの長打できっちり決勝点を奪った。豊田監督は「バットをしっかり振り込むことを最後までやり切れた」と笑顔でたたえる。
 七回、先頭の楠が四球を選んでこの試合、初めて先頭打者が出塁。さらに、けん制からの挟殺プレーをかいくぐって無死二塁に。2死となり、左打席に立った小林主将は「決めるのは自分しかない」と燃えた。1ボール2ストライクからの4球目、甘く入った直球を力強く引っ張り、右翼席の場外へ放り込んだ。
 六回までは散発2安打。仙台大の先発岩佐の丁寧な投球に苦しんでいた。ワンチャンスを生かした源は集中力。21日の東北福祉大との1回戦も1-2の八回、三浦の本塁打で追い付き、1死満塁で始まるタイブレーク十回にサヨナラ勝ちした。アウトカウントや走者を想定して行う日頃の打撃練習の成果が出た。
 昨季は小野(現阪神)ら投打とも力のある選手がチームを引っ張った。今季は「だれがヒーローになるか分からない」(小林主将)総合力の高さが光る。昨年の神宮は初戦敗退。全員で攻めの姿勢を貫き、進化を見せつける。(原口靖志)

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