<常磐線>竜田-富岡、6年7ヵ月ぶり運行再開 富岡再生へ鉄路けん引

2017年10月22日

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竜田-富岡間の運転が再開したJR常磐線で富岡駅を出発する列車=2017年10月21日午前8時30分ごろ、福島県富岡町仏浜

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で不通が続いていたJR常磐線竜田(福島県楢葉町)-富岡(同県富岡町)間が21日、6年7カ月ぶりに運行を再開した。
 1日上下22本を運行する再開区間は6.9キロ。富岡町の避難指示は今春、一部を除き解除されたが、帰還した町民は304人で帰還率は2.2%。沿線には除染廃棄物の保管袋が残る。運行再開への期待は大きい。新しくなった富岡駅で行われた式典で、宮本皓一町長は「復興の大きな後押しになる」と述べた。
 神奈川県横須賀市から駆け付けて乗車した同町出身の会社員富永渉さん(44)は「景色は変わったが、運転再開はうれしい。定年後には古里に戻りたい」と話した。
 常磐線の残る不通区間は富岡-浪江(同県浪江町)間の20.8キロで、JR東日本は2019年度末までの運転再開を目指す。

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