<アングル福島>福島・浪江に通い続ける大学生 現実を自らの目で

2017年10月10日

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【息をのむ】震災発生から6年5カ月。荒れ果てたままになっている福島県浪江町中心部を歩く。時間が止まったような商店街に言葉を失った=2017年8月11日

 東日本大震災の現状を学ぼうと、早稲田大の学生グループ「リメイクなみえ」が福島県浪江町の被災地で「定点観測」をしている。
 昨年始まった「スタディーツアー」は15回を数え、これまで約80人の学生が浪江町を訪れた。東京電力福島第1原発事故の避難が解除されても荒れたままの商店街を視察したり、営農を再開した農家の作業を手伝ったりする。体験を通して街の再生を考えてもらう趣向だ。参加は首都圏の他の大学にも広く呼び掛けている。
 「学生の間では被災地への関心が薄れている」とリメイクなみえ代表で法学部3年の吉田竜作さん(20)。自分の目でつぶさに見た現実を学生の間で伝え合い、1人でも多く足を運んでもらいたいと願う。
 若者たちの地道な交流が浪江の、そして福島の未来を照らすはずだ。(写真部・高橋諒)

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