<楽天>則本金字塔 パ4年連続最多奪三振、24年ぶり4人目

2017年10月09日

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【東北楽天2-0ソフトバンク】東北楽天先発の則本=2017年10月8日、コボパ宮城

 東北楽天の則本昂大投手は8日のソフトバンク戦(コボパ宮城)で8三振を奪い、今季の奪三振をリーグ1位の222に伸ばした。既に全日程を終えた西武の菊池(岩手・花巻東高出)が記録した217奪三振を上回り、4年連続のパ・リーグ最多奪三振を確実にした。
 4年連続最多奪三振はプロ野球史上、野茂英雄(近鉄、1990~93年)以来で24年ぶり4人目。野茂の前には鈴木啓示(近鉄、67~72年)江夏豊(阪神、67~72年)が6年連続の記録をつくっている。

 レギュラーシーズン最後の登板を最高の形で締めくくった。東北楽天の則本が6回無失点8奪三振の好投で、新人だった2013年に並ぶ自己最多の15勝目を挙げ、4年連続最多奪三振のタイトル獲得も決定的にした。「個人の記録は勝ちの後でいい。とにかく勝てて良かった」。エースらしい言葉で振り返った。
 開始直前、空を見上げて大きく息を吐く。チームの勝利、15勝、タイトル。気負いは大きく高めに浮いた初球に表れた。「抜けただけ。普段通りの投球をすれば問題ない」。冷静に自分を律し、制球を修正した。
 単独での最多奪三振とするために必要な4三振を二回までに奪った後も勢いは加速。多彩な球種で三振を積み重ね、六回はこの日最速となる154キロの直球で今宮から八つ目を奪った。
 「去年よりも今年の方が数段いい。三振を(多く)取った試合はチームが勝てているし、球数も少ない」と梨田監督は賛辞を惜しまない。それでも本人は納得できない様子で「(4年連続の最多奪三振は)すごくうれしいけれど、優勝したわけでもない。もっと勝てたと思う」。
 全てはチームの歓喜のため。気持ちはもう中5日で登板予定のクライマックスシリーズ(CS)初戦に向いている。「泥くさくても下手くそでもいい。とにかく勝てるよう、全員で頑張りたい」と勝利を誓った。(浦響子)

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