<えひめ国体>少年女子ボルダリングで岩手優勝

2017年10月04日

1枚目/6枚中

ボルダリング少年女子決勝 優勝した岩手ペアの伊藤=2017年10月3日、愛媛県西条市の石鎚クライミングパークSAIJO

 第72回国民体育大会第4日は3日、愛媛県の西条市西条西部体育館などで18競技が行われ、スポーツクライミングで争われる山岳の少年女子ボルダリングは、1月のジャパンカップを史上最年少で制した伊藤ふたば(岩手県協会、盛岡市松園中)と田中里旺(盛岡一高)の岩手が初優勝した。リードは岩手が2位だった。自転車の少年男子スプリントは中野慎詞(岩手・紫波総合高)が、成年男子スプリントは小原佑太(青森・朝日大)がそれぞれ制した。

◎伊藤、実力発揮/田中、踏ん張る

 東京五輪を目指すホープが、初の国体で輝いた。山岳の少年女子ボルダリングで15歳の伊藤を擁する岩手が初優勝。制限時間内に到達した高さを競うリードも2位に入った。伊藤は「完登できない課題もあったけど、優勝はうれしい」と笑顔だった。
 1月のボルダリング・ジャパンカップを制した実力をいかんなく発揮。時間内に課題を二つ登るボルダリング決勝では他の選手が高い難易度のコースにてこずる中、長い手足を生かしながら的確にラインを読み、テンポのいいクライミングで会場を沸かせた。リードも出場者中トップとなる完登目前の高さまで登った。
 優勝は伊藤の力だけではない。国体は2人の成績の合算で順位が決まる。コースの難易度が低く、差がつきにくい予選は2番手次第。決勝進出は田中の踏ん張りがあってこそだった。
 難易度が上がったボルダリング決勝で、田中は見せ場をつくれなかった。「何もできなくて悔しい」と涙を流したが、坂本監督は「田中は予選で大きく貢献した」とたたえる。
 表彰式では2人並んで笑顔で記念撮影。伊藤は「2人で勝ち取った1位」と言い切った。盛岡一高2年の田中は来年度、受験を控える。「もし(来年も国体に)出られたら活躍できるよう頑張る」と前を向いた。(岩崎泰之)

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