<アングル宮城>心に刻む21の風景 石巻・雄勝中生、古里を撮る

2017年09月04日

2枚目/25枚中

【生徒21人が撮る「ふるさと雄勝」】阿部桜さんの作品(宮城県石巻市雄勝中3年)

 どこまでも続く青い海と夕焼けの空。港には漁船が浮かび、そばにはいつも家族や友達がいた。ありふれていても古里の風景はいつまでも心に残る。
 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市雄勝町。雄勝中の全校生徒21人が夏休みを利用して古里を撮った。1台ずつカメラを提げ、ファインダーの向こうを眺める。津波と復興工事で様変わりしても、懐かしい風景は残されていた。
 震災後、雄勝町の人口は以前の4分の1にまで減ってしまった。地域の将来は厳しいかもしれないが、「森と海に囲まれた町の魅力を伝えたい」とシャッターを切った生徒たち。
 先月末には併設型の雄勝小と雄勝中の校舎が完成したばかり。将来を担う生徒たちは新しい校舎で力強く和太鼓を打ち鳴らした。
 今回使用したカメラは、CSR(企業の社会的責任)の一環として、東北の復興支援に取り組むキヤノンマーケティングジャパン(東京)が提供した。

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