<楽天>執念のドロー オコエと岡島、連続2点打

2017年08月31日

16枚目/42枚中

【東北楽天8-8西武】東北楽天先発の美馬=2017年8月30日、コボパ宮城

 東北楽天が土俵際で踏ん張った。3位西武との直接対決第2戦。敗れると今季初の3位に転落する瀬戸際だったが、土壇場の同点劇で引き分けに持ち込んだ。試合は同点のまま降雨コールドとなり、7試合ぶりの勝利はつかめなかったが、梨田監督は「追い詰められた中で選手たちがよくつないでくれた。徳俵で粘れたことを次戦につなげたい」と前向きに捉えた。
 試合は雨や野鳥の飛来で約1時間中断したが、オコエが「プレーボールと同じ感じで臨んだ」と言うように選手たちは集中力を切らさなかった。中断明けの八回裏、打線が怒濤(どとう)の反撃で一気に4点差を追い付いた。
 無死一塁から島内が二ゴロ併殺に倒れ、万事休すかと思われた。しかし、ここからが見せ場だった。2四球と安打で満塁の好機を築き、オコエが「乗りに乗ってフルスイングした」と起死回生の右翼線二塁打を放ち2点差に詰め寄る。さらに岡島が「真っすぐ一本に絞った」と中前にはじき返し、三走茂木に続き二走のオコエも中堅手から捕手への送球をかわして勢いよく本塁に滑り込むと、球場の盛り上がりは最高潮に達した。
 最後はペゲーロが投ゴロに倒れて逆転はならなかったが、岡島は「追い付けたのはチームの自信になる」と力を込める。31日のカード3戦目は今季5戦全敗の左腕菊池(岩手・花巻東高出)が先発。梨田監督は「策を練って攻略したい」と難敵打破を誓った。(佐々木智也)

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