<台風10号豪雨1年>被災家屋そのまま 再建これから

2017年08月30日

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台風10号豪雨の被害から1年。被災した家屋など今なお災害の爪痕が残る安家地区=2017年8月29日、岩手県岩泉町

 観測史上初めて東北の太平洋側に直接上陸した昨年8月の台風10号による豪雨から、きょう30日で1年。氾濫した岩手県岩泉町の小本(おもと)川沿いには、被災して傾いた住宅が今も無残な姿をさらけ出していた。
 同町乙茂(おとも)の高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」では避難が遅れ、入所者9人が洪水の犠牲になった。施設は解体され、現在は駐車場として利用されている。川沿いの道路や河川の復旧工事は人手不足などで発注が滞り、本格着手は秋以降となる。
 一方、観光名所の龍泉洞は今年3月に営業を再開。町の第三セクター岩泉乳業は工場を再建し、10月に主力商品の生産を始める。
 台風10号豪雨で岩手県内では21人が死亡、2人が行方不明となった。岩泉町など5市町村の仮設住宅に、214世帯が身を寄せている。

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