<楽天>同点直後に失点、積極策も裏目 迫る3位西武

2017年08月30日

15枚目/21枚中

【東北楽天1―3西武】6回西武2死一、二塁、先発塩見に代わりピンチをしのいだ東北楽天2番手の森原=2017年8月29日、コボパ宮城

 悪循環の沼にはまったまま、窮地に陥った。東北楽天は3位西武との直接対決の初戦を落とし、今月2度目の6連敗。最大31あった貯金が20を割り込み、西武に0.5ゲーム差と肉薄された。梨田監督は「勝っていないのだから、差は当然縮まってくる。ここを何とかしないと」と話した。
 投打の歯車はこの日もかみ合わない。0-1の五回2死から島内、枡田、嶋の下位打線がしぶとく3連打で同点とした。「何としても勝ちたい」(主将の嶋)という執念がもたらした1点だったが、直後の六回に先発塩見が勝ち越しを許す、ちぐはぐな展開だった。
 運も味方しない。三回無死一塁から「仕掛けていかないと、じっとしていてもいいことはない」(梨田監督)と嶋がバスターエンドランを試みるも、打球は野手の正面を突いて二ゴロ併殺に。チームの悪い流れを象徴するように、積極策は実を結ばなかった。
 次戦も負ければ3位に転落する瀬戸際とあって、追う展開でも、勝ちパターンでの起用が多い高梨、福山、ハーマンの救援陣を終盤につぎ込んだ。だが、打線が六回以降、1安打無得点と湿り、ゲームセット。
 「これを打破するのは自分たちでしかない。一人一人が本気で悔しいと思わないと始まらない」。嶋は試合後、強い口調で言葉を紡いだ。(浦響子)

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