<楽天>辛島緩急さえる 自己最多タイ8勝目

2017年08月14日

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7回途中2失点で8勝目を挙げた東北楽天先発の辛島(神戸新聞)

 東北楽天の辛島は持ち前のかわす投球がさえた。七回2死まで投げ、ソロ2本で2失点した以外は、ほぼ付け入る隙を与えなかった。「チェンジアップが良かった」と自賛する通り、終始、緩い変化球と直球による緩急が効果的だった。
 三回に伊藤のソロで同点とされたが、四回に味方打線が勝ち越した後、ピンチらしい場面は五回2死二塁だけ。そこでもフルカウントから外角低めにチェンジアップを投じ、安達を投ゴロに打たせて取る巧みさを見せた。
 ただ、降板の仕方は突然だった。4-1で迎えた七回、先頭のロメロにソロを被弾。1死後、中島に4球目を投げた際に脚がつってバランスを崩し、5球目で遊ゴロに打ち取ったところで久保と交代した。
 自己最多タイの8勝目を挙げ、3本柱の一角、岸と並ぶ勝利数で「先発第4の男」として存在感を示した。不本意な降板だったせいか、3年ぶりの8勝目にも「全く気にしない」と淡々とした表情。ただ、積み重ねた白星は、開幕当初にエース級との投げ合いを制したほか、最大3週間など登板間隔が一定しなくても頑張ってきた成果だ。
 与田投手コーチは「今回も中11日だったし、毎週必ず先発するわけではない中で勝利を重ねている。貢献度は大きい」と縁の下の力持ちをたたえた。(金野正之)

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