<甲子園>日大山形攻めきれず 13安打放つも13残塁

2017年08月10日

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日大山形-明徳義塾 12回表明徳義塾2死二、三塁、今井に適時打を浴びてベースカバーに入る日大山形2番手の中西(右)と捕手舟生(庄子徳通撮影)=2017年8月9日、甲子園

 照明が輝く甲子園で日大山形ナインが力尽きた。8年連続出場の明徳義塾相手に延長十二回まで粘ったが、一歩及ばず初戦敗退。同じ13安打を放ちながら13残塁と攻め切れなかった。無安打に沈んだ主砲舟生は「相手が一枚上手だった」と肩を落とした。
 痛かったのは十回の攻撃。2死一塁から鹿野が右翼線二塁打を放ったが、一走石川は本塁へ突入できず勝ち越しを逸した。逆に明徳義塾はそつがなかった。十二回、力投を続けていた2番手中西がつかまり、守備の乱れもあって決勝の3点を奪われた。
 勝負どころで打線がつながりを欠いた。1-2の二回は斎藤史の2点打で逆転に成功したが、さらに2死二塁の好機に舟生が三ゴロ。「自分が打てなかったから勝てなかった」。山形大会で3本塁打を放った力を発揮できず、敗戦の責任を背負った。
 初戦敗退にも明るい兆しは見えた。ただ一人の2年生、斎藤史が全3打点を挙げる活躍。「先輩から一球に懸ける思いや執念を学んだ」と感謝する。
 「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)」で始まる校歌を響かせることはできなかった。3年生が強豪相手に食らい付いた魂は後輩たちが受け継ぐ。新チームの中心を担う斎藤史は「もう一度甲子園に戻って暴れたい」と大志を胸に次に向かう。
(今愛理香)

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