<高校野球宮城>準決勝再試合 仙台育英 集中途切れず力発揮

2017年08月01日

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【仙台育英5―1東陵】9回表仙台育英2死二塁、山田が右翼線への三塁打を放ち、5―0とする=2017年7月31日、Koboパーク宮城

◎主戦長谷川無失点好投/山田好機逃さず3安打

 タフな選手たちだ。前日に延長十五回を戦い抜いたばかりの仙台育英は、再試合で投打の柱が力を発揮して快勝。2日間で計5時間を超える熱戦にも集中力が途切れることはなかった。3安打4打点と活躍した山田は「『勝ちたい』という気持ちが体を動かした」と胸を張った。
 主戦の長谷川がチームを勢いづけた。前日は九回途中まで152球を投げ、同点とされて降板。悪い流れでの連投にも「エースなので、心身の準備はできていた」と落ち着いていた。安定した制球で6回を1安打無失点と好投し、先発の責任を果たした。
 左腕の力投に呼応したのが、佐々木監督が「打で元気を注入する」と評する強打者の山田。「(長谷川)拓帆がよく投げていたので、絶対に点を取りたい」と燃えた。右打席で投球を引き付けて捉え、3本の適時打は全て右方向。先制、中押し、ダメ押しと好機を確実に生かした。
 山田が「正直、疲れがたまっている」と明かすように、選手の疲労の色は隠せない。それでも、試合前に佐々木監督から「ドラマをつくる良い機会じゃないか」との励ましに奮い立ち、気力を振り絞った。
 ドラマのクライマックスは宿敵東北との決勝。3日連戦と相手より不利な状況だが、ハッピーエンドにしようと、ナインは全力を尽くす。(原口靖志)

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