<楽天>聖沢・読み通りの決勝打 9回2死無走者から一丸の逆転劇

2017年07月31日

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9回東北楽天2死一、二塁、聖沢が左中間に逆転の2点二塁打を放つ(神戸新聞)

 東北楽天は敗色濃厚の九回2死無走者から、高校球児のような粘りで逆転勝ちを収めた。今季初の4連敗と同一カード3連敗の寸前だっただけに、梨田監督は「劣勢を耐え忍び、よく勝った」とたたえた。
 まず嶋が「絶対に負けたくない。塁に出れば何かが起きる」と四球で出塁し、勝利への執念を示すと、茂木の四球で一、二塁。続く聖沢の左中間二塁打で嶋の代走福田と茂木が生還し、ベンチは歓喜に沸いた。
 聖沢は貪欲かつ冷静で「最後の打者になるかもというマイナス思考を捨て、打てばヒーローだというプラス思考で臨んだ」。打者有利のカウント2-1からの決勝打は「(配球の)読みで勝った結果」。直球待ちでも変化球を見極められた初球の対応を自信に「100パーセント真っすぐ狙いで打った」と、4球目の直球を迷わず振り抜いた。
 最後は6番手福山がしのいだ。2死二塁から小谷野に自らへの強い当たりを打たれたが、俊敏なジャンプで捕球し、投ゴロにさばいた。「中継ぎ全員が頑張っていたし、最後まで諦めず戦えた」と汗をぬぐった。
 負傷離脱した投打の柱、松井裕とペゲーロの代役を福山と聖沢が必死にこなしての勝利。お立ち台に上がった聖沢は「もっと厳しい試合が待っていると思うが、ファン、選手が共に優勝を目指して頑張りましょう」と呼び掛けた。(金野正之)

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