<楽天>ウィーラー、冠試合に2ラン4打点

2017年07月10日

1枚目/19枚中

【東北楽天5―4西武】3回東北楽天無死一塁、ウィーラーが左越えに同点本塁打を放つ=2017年7月9日、コボパ宮城

 最初から最後まで、ファンの視線を独り占めした。4点差をひっくり返す劇的な勝利を演出したのは、「ウィー・ラブ・ウィーラーデー」と銘打たれたこの試合の主役ウィーラー。同点にする計4打点に、決勝点のお膳立てと大暴れした。「こんなに天気のいい日曜の午後、しかもウィーラーデー。試合を決められてうれしい」とお立ち台で喜びを爆発させた。
 一回、一挙4点を奪われた重苦しいムードを直後の攻撃の2点左前打で振り払い、三回には左越え2ランで試合を振り出しに戻した。七回には1死一塁から右前打で好機を広げ、直後に銀次の決勝打を呼び込んだ。いずれも速球に力負けせずに振り抜いた会心の当たり。八回には安打性の打球を右前に放ちながら一塁でアウトとなる「右ゴロ」のオチまでついた。
 球場の特設売り場ではウィーラーグッズが試合前に完売。打席に立つ度にスタンドが応援ボードで水色に染まり、人気の高さが際立った。梨田監督も「乗りやすい選手。ファンと一緒に盛り上がり、その中で活躍してくれた」と目を細めた。
 不振に苦しんだ開幕直後とは別人のように調子を上げ、今や打率2割9分、本塁打はチームトップの19本。前半戦を締めくくるソフトバンクとの首位攻防2連戦(11、12日)にも、「僕にとってはただの2試合。シーズンは長いし、目の前の試合をやっていくだけ」と余裕たっぷりに語った。(浦響子)

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