気仙沼初夏の主役 カツオ初水揚げ

2017年05月11日

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カツオの初水揚げに活気づく気仙沼魚市場=2017年5月10日午前6時ごろ、気仙沼漁港 

 20年連続で生鮮カツオの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市の気仙沼漁港に10日、今年初めてカツオが水揚げされた。昨年より20日早く、東日本大震災後では最も早い水揚げ。初夏の主役の登場に、市場は活気づいた。
 入港したのは八戸市の巻き網船「第26惣宝丸」(375トン)。茨城県北部沖約300キロの海域で8トンを漁獲した。
 魚市場で重さや形で選別されたカツオが、入札にかけられた。2キロ前後の小ぶりなカツオが多く、1キロ当たり平均455円の値が付いた。高値は1キロ当たり2500円。
 2016年の魚市場の生鮮カツオ水揚げ量は1万9422トンで、震災前の10年実績(約3万9700トン)のほぼ半分だった。近年は不漁傾向にあるが、村上茂船長(61)は「脂が乗ったカツオだ。今の時季に茨城沖で取れるのは珍しく、今年は北上が早い。期待できる」と話した。
 気仙沼漁港は東日本大震災で被災後も水揚げ日本一を守り続けてきた。市場を運営する気仙沼漁協の佐藤亮輔組合長(75)は「いよいよカツオの時季が始まった。気仙沼の受け入れ態勢は万全だ。21年連続の日本一を目指したい」と期待を込めた。

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