<楽天>岸、古巣相手に力投

2017年05月09日

1枚目/1枚中

西武戦に先発し、7回2失点で2勝目を挙げた東北楽天の岸

 東北楽天の岸が移籍後初めて、古巣西武の本拠地マウンドに上がった。「やりづらさはあったけれど、楽しんで投げたのがいい結果になった」。7回2失点の力投で古巣から初勝利を挙げ、チームを両リーグ一番乗りの20勝に導いた。
 先発投手発表と一回裏の登板時。西武ファンから激しいブーイングが起き、球場は異様な雰囲気に包まれた。それでも「ブーイングは出るだろうと思っていた」と冷静だった。元同僚相手にも臆せず内角を突き、六回までに許した安打は3本のみ。二回の無死一、二塁のピンチでは球を低めに集めて後続を断った。
 「同じチームにいても嫌だなと思っていた打線。勝負できるのは楽しみだった」。そんな岸の大胆さが出たのは、3-0の七回1死、4番中村との対決。「思いっ切り投げた」という97球目、この日最速の149キロ直球を中越えに運ばれるソロを喫した。
 続くメヒアにもソロを浴びて1点差に迫られたが、この回を投げ切って降板。「二回のピンチと七回の本塁打の後を抑えられたのは良かった」と振り返った。
 試合後は、声がかき消されるほどのブーイングの中でヒーローインタビューに答えた。「20勝はみんなで一緒にやった結果。一丸となって戦っていけたら」。古巣からの白星で東北楽天の一員となった実感を新たにし、チームへの貢献を誓った。(浦響子)

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