<宮城MAX>短期間でまとまり 地力示す

2017年05月06日

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車いすバスケットボールの日本選手権で9連覇を達成した豊島主将(手前中央)ら宮城MAXのメンバー=2017年5月5日、東京体育館

 5日に東京体育館であった車いすバスケットボールの第45回日本選手権決勝で、宮城MAX(マックス)がNO EXCUSE(東京)を55-52で破り、9連覇を果たした。主力選手が海外でプレーしているため、大会までの準備期間は2週間ほど。豊島英主将(28)を中心に短期間で一つにまとまり、地力の高さを示した。

 激しい競り合いとなった決勝戦。宮城MAXは残り15秒で1点差まで詰め寄られたが、エースの藤本怜央選手(33)が相手の反則を誘ってフリースローを決め、逃げ切った。「8連覇中に接戦やプレッシャーを経験している強みがある」と豊島主将。多くの窮地を乗り越えてきた経験が大接戦で生きた。

 豊島主将は、昨年9月のリオデジャネイロ・パラリンピック終了後にドイツに渡った。欧州の高いレベルのプレーでもまれるうちに意識が変わったという。以前はチームの得点を増やすために、核となる選手にボールを回すようなプレーを心掛けていたが「自分でゴールに向かわないと」と積極性を磨いた。
 成長の跡は大一番でも表れた。決勝は藤本選手に次ぐ17得点。藤本選手に「僕でなくても点を取れるチームになった」とたたえられた。

 来年は10連覇を目指す戦いとなる。「もう一段、チーム(の力)を底上げしないと」。豊島主将は表情を引き締めた。

◎皇太子ご一家が観戦

 皇太子ご夫妻と長女愛子さま(15)は5日午後、東京都渋谷区の東京体育館で開かれた車いすバスケットボールの日本選手権決勝を観戦された。愛子さまは車いすがぶつかり合う激しいプレーに見入った様子で、選手がシュートを決めると、笑顔で拍手を送った。
 試合後、ご一家は優勝チームの選手らと懇談。皇太子さまは「いい試合を見せてもらいました」と声を掛け、雅子さまは「9連覇ですね」と優勝をたたえた。

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