<楽天>岸復帰戦上々 腰痛影響なし

2017年05月01日

1枚目/1枚中

7回1失点と好投し、チームの勝利に貢献した東北楽天先発の岸

 東北楽天の岸は7回1失点の数字以上に、大胆かつ細心の投球が光った。予告先発となっていた4月23日の登板は、ブルペンで足元のロージンバッグを拾おうとした際に腰を痛めて回避。その影響を感じさせず、梨田監督は「内角を突いたかと思えば、外角にズバッと投げたりね。勝ち投手にさせたかった」とたたえた。
 一、三回はピンチを招き、手探りの投球だったが、四回2死一塁で田中賢を見逃し三振に仕留めると、持ち味の変幻自在の投球を見せ始めた。「徐々に低めに決まってきた」と、五回の大田、石井一、大野まで4者連続三振。決め球の制球が素晴らしく、いずれも外角低めを突いて仕留めた。
 七回1死一塁から田中賢、大田に難しい球をうまく右前に連打され、1点を失った。なお1死一、二塁で外角低めを突いて代打矢野から見逃し三振を奪うなど、冷静なマウンドさばきで勝ち越しを許さなかった。
 岸はリードを守り切れなかったことを反省する。七回、先頭の中田に許した唯一の四球が失点につながったためで、「終盤ほど四球が勝敗に響く」と不満げな表情だった。
 それでも4月最終週になって、今季の看板、岸と則本のダブルエースがそろって好投した。チームにとっては、5月攻勢につながる一番の光明だろう。(金野正之)

最新写真特集

記事データベース

企画特集

先頭に戻る