<楽天>投打の看板そろい踏み

2017年04月27日

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【東北楽天11―7ロッテ】7回1失点10三振で今季2勝目を挙げた東北楽天先発の則本=2017年4月26日、コボパ宮城(坂本秀明撮影)

 「勝って勝って優勝に向かって突っ走る」。お立ち台に上がった東北楽天の則本が、スタンドに気勢を上げたのもうなずける価値ある勝利だ。7回10奪三振1失点と則本がエースらしい好投を演じれば、主砲ウィーラーが今季初アーチで11得点の打線をけん引。快進撃に乗り遅れ気味だった2人が真打ち登場とばかりに活躍した。梨田監督は「軸となる選手だから大きい」とたたえた。
 「チームのいい流れに乗ろうと思った」。降雨中止も見込まれた状況ながら、則本はここ2戦勝利に導く働きができなかった分も奮起した。「最初から調子よく投げられた」。立ち上がりから最速153キロの速球で力強く押した。カーブなど変化球で緩急も生かし、四回まで1安打のみ。七回に福浦の適時打で1失点したとはいえ、危なげないマウンドさばきだった。
 これに呼応したのがウィーラーだった。今季18戦で本塁打なしだったが、三回に待望の1号2ランを左翼席に打ち込み、4点差に広げた。「打った瞬間は入ると思わず、途中まで全力で走ってしまった」。昨季はチーム最多の27本塁打を放った主砲にも復調の足がかりとなる一発になった。
 則本の言葉が首位を走るチームの空気感をうかがわせる。「キャンプで、監督が『優勝を目指すと声に出していこう』と言っていた。今の勢いに乗りながらも、あまり上を見すぎずに着実に白星を重ねたい」
 開幕以来3週間連続で勝てなかった水曜のジンクスも打ち破り、早くも今季3度目の4連勝。イヌワシは上昇気流に乗っている。(金野正之)

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