<楽天>主将嶋が援護弾

2017年04月26日

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【東北楽天4―2ロッテ】8回東北楽天2死、嶋が左越えに本塁打を放つ=2017年4月25日、東京ドーム(川村公俊撮影)

 東北楽天は主催試合歴代最多となる4万5211人の観客が見守った試合で、球団史上最速の貯金10に達する歴史的勝利を挙げた。ヒーローとしてお立ち台に上がったのは嶋だった。初の2位に躍進した2009年、日本一に輝いた13年を知る11年目の主将は「日本シリーズ以来の大観衆で非常に気合が入っていた」と声を響かせた。
 3-2に迫られた直後の八回、相手に傾きかけた流れを断ち切るソロを放った。島内、岡島が簡単に凡退した後、粘りに粘った。「茂木につなげれば何とかなるはず」。5球目でフルカウントになってから3球ファウル後の9球目、内角速球を振り抜いて左翼席へ放り込んだ。ベンチに向けて右腕を突き上げる嶋を中心に球場が一気に沸いた。
 今季を象徴するような、投打一丸での白星。捕手として投手陣をけん引し、打っても3得点に絡んだ嶋の言葉が、早くも貯金10としたチームの結束を示す。「粘り強い投手陣に打線が応えている。13年はAJ(ジョーンズ)とマギー(現巨人)が打線の中心だったが今は茂木とペゲーロ。1~4番で簡単に点が取れ、みんなが乗っていける」
 開幕約1カ月を経て単独首位は球団史上初だが、もはや春の珍事とは思わせないほどの説得力が嶋の言葉に漂った。(金野正之)

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