<フィギュア>羽生まさか7位「成長していない」

2017年04月21日

8枚目/22枚中

国別対抗戦 SP直前の練習で調整する羽生=2017年4月20日、東京の国立代々木競技場

 「ごめんなさい」。羽生は演技が終わると、リンク中央で天を仰いだ。2度の4回転ジャンプを失敗。今季最後の大会で、順位はまさかの7位、得点は83.51に沈んだ。
 出だしでつまずいた。4回転ループはタイミングが合わず、1回転に。観客からため息がもれる。次は「しっかり跳ぼうと注意した」という4回転サルコー-3回転トーループ。気持ちが入り過ぎたのか、予定の連続ジャンプは4回転の着氷で手を付き、単発に終わった。
 チームに対する謝罪の気持ちでいっぱいだった。「チーム戦という緊張感はあったが、集中していたつもりだった。演技しながら、成長していないなと思った」と顔をしかめた。
 21日のフリーに向け「今日のことは関係なく、自分の力を出し切りたい」と気丈に振る舞う一方、「悔しさで頭が全然回らない」とも。必死に気持ちの整理をつけようとしていた。
 今季の羽生はSPでの出遅れが多い。優勝した世界選手権でもSPは5位だった。「このプログラムということではなく、SPに対する苦手意識ができ始めてしまった。これから打破していきたい」。平昌五輪が待つ来季へ、自らに宿題を課していた。(佐藤夏樹)

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