<南スーダンPKO>青森帰還 家族ら出迎え

2017年04月20日

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出迎えた部隊長らと握手を交わす隊員たち=2017年4月19日午前11時35分ごろ、青森空港

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収し、青森空港(青森市)に到着した陸上自衛隊11次隊の第1陣約70人は19日午前11時ごろ、同空港の到着ロビーで東北方面総監山之上哲郎陸将や部隊長ら計16人から次々と握手でねぎらいを受けた。
 真っ黒に日焼けした隊員たちは、すぐに空港からバスで青森駐屯地(同)へ移動。留守を預かった同僚隊員約400人と家族約70人が大きな拍手と笑顔で出迎えた。
 11次隊総務幹部の石井究3等陸佐(34)=岩手第9特科連隊所属=が代表して帰国報告。「現地の住民や子どもたちと、ねぶた祭(を紹介した)交流イベントで良い関係を築いた。駆け付け警護などの新任務については、派遣前に準備をしたので負担はなかった」と語った。
 青森駐屯地所属の派遣隊員の息子(29)を迎えた青森市の佐藤光徳さん(66)は「新任務も与えられたが、何事もなくてよかった。『お疲れさま』と伝え、派遣先での出来事などの話をしたい」と語った。
 青森県の三村申吾知事は「無事に帰還したことは何よりの朗報。南スーダンのインフラ整備に多大な貢献を果たしたことに敬意を表する」とコメントした。
 11次隊は、陸自第9師団第5普通科連隊(青森市)を中心とした部隊。「駆け付け警護」などの新任務付与に伴い、武器使用の権限が拡大された。昨年11月から順次、南スーダンへ出発した。
 5月6日には約110人が帰国。5月末までに約5年間の活動を終えると日本が部隊を派遣するPKOはなくなる。PKOを統括する国連南スーダン派遣団(UNMISS)への司令部要員4人の派遣は続ける。

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