<楽天>岸が本拠地初登板「力もらえた」

2017年04月17日

29枚目/70枚中

【東北楽天4―3日本ハム】5回東北楽天2死三塁、嶋が三前に適時内野安打を決める=2017年4月16日、コボパ宮城

 プロ野球東北楽天の岸孝之投手(32)=仙台市出身=が16日、仙台市宮城野区のKoboパーク宮城(コボパ宮城)であった日本ハム戦で先発した。移籍後、本拠地初登板の岸投手は6回3失点で降板したが、その後にチームが反撃して延長十回、4-3でサヨナラ勝ち。「勝ててよかった」。過去最多の2万7165人の観客とともに、劇的な勝利に酔いしれた。

 岸投手は先発で名前が告げられると、大歓声を浴びて故郷のマウンドに上がった。一~三回は無失点と上々の滑り出しだったが、四、五回に2本塁打を喫して3失点。それでも「岸、頑張れ」の声援を受けて粘り、六回は無失点でしのいだ。
 降板後に「球場を見回すと大勢のファンがいた。力をもらえた気がした」と感謝した。昨冬、西武からの移籍を決断する時、「本当に自分は仙台のファンに受け入れられるのか」と不安があっただけに、温かい声援を喜んだ。
 2006年秋のドラフトで東北学院大からプロ入りする際、進路を選べる希望枠で西武へ。東北楽天の誘いは断った。西武で1年目の07年、コボパ宮城(当時はフルスタ宮城)で初先発した時に第1球を投げる直前、「岸選手から白星のプレゼントがあります」と場内アナウンスが流れ、嫌な思いをしたこともあった。
 本拠地初勝利は持ち越しとなったが、地元球団の一員として投球する姿にファンは沸いた。小中学校で同級生だった仙台市太白区の主婦毛利悠さん(32)は「仙台に戻ってきてくれてありがとうと言いたい。岸君は地元のヒーロー。これからも応援を続けたい」と語った。

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