<熊本地震1年>いわきの有志 復興の舞を披露

2017年04月16日

2枚目/3枚中

熊本地震の被災者を前にじゃんがら念仏踊りを披露する磐城じゃんがら遊劇隊のメンバー=2017年4月15日午後1時40分ごろ、熊本県阿蘇市車帰の阿蘇YMCAキャンプ場

 熊本地震で被災した熊本県阿蘇市で15日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に遭ったいわき市の伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」が披露された。青空の下、踊り手たちはかねや太鼓を力強く打ち鳴らし、犠牲者の供養と被災地の復興を祈願した。
 披露したのは、いわき市の「磐城じゃんがら遊劇隊」のメンバー10人。震災時、熊本から受けた支援の恩返しをしようと、熊本地震から1年を機に企画した。会場のキャンプ場には地元の被災者約40人が集まった。
 地震で自宅敷地が地割れした阿蘇市のパート宮本恵子さん(39)は「一生懸命さが伝わる踊りで元気づけられた。1年たっても地震を忘れないよう、気持ちを新たにした」と話した。
 遊劇隊の会社員永山忠宏さん(42)は「私たちの被災体験も伝えたい。熊本とはこれからも助け合っていきたい」と語った。
 じゃんがら念仏踊りは、お盆の時期に先祖供養のため家々を巡るいわき市の風物詩。江戸時代初期に始まったとされる。(報道部・畠山嵩)

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