<楽天>岸、移籍後初勝利

2017年04月11日

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移籍後初登板で初勝利を挙げた東北楽天・岸

 さすが則本とのダブルエースを期待される岸だ。実に頼もしい投球でチームを3連勝に導いた。強い風雨、マウンドのぬかるみという悪条件をものともせず、抜群の制球力を発揮して6回1失点の好投。「あいにくの天候でも集中して投げ切れた」。プロ10季で103勝を積み重ねた経験の違いも見せつけた。
 インフルエンザ感染で開幕戦先発を回避した経緯もあり、今回の初先発は気迫が違った。試合前からの悪天候にも「試合が流れたら困る」と名誉挽回を期していた。五回まで走者を背負っても徹底してコースを突いて無失点で粘った。途中、変化球を投げた時に右手親指の付け根に擦り傷ができ、流血するトラブルも。それでも「いつものこと」。梨田監督らの心配をよそに平然と投げ抜いた。最後の六回こそ、甘く入った直球で鈴木にソロを被弾したが後続を断った。
 岩隈(マリナーズ)、田中(ヤンキース)の歴代エースを想起させる堂々としたマウンドさばき。相棒の嶋は「今日は大丈夫だとベンチやブルペンの仲間に安心感を与える姿はあの2人に通じる」と舌を巻いた。
 岸は次回、16日の日本ハム戦(コボパ宮城)で先発が見込まれる。古里・仙台で晴れ姿を見せる準備は整ったようで、「登板が楽しみ」と笑顔を見せた。(金野正之)

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