<センバツ>不来方高の竹内さんが国歌独唱

2017年03月20日

1枚目/8枚中

開会式で国歌を斉唱する岩手・不来方高の竹内菜緒さん=2017年3月19日、甲子園球場

 兵庫県西宮市の甲子園球場で19日開幕した第89回選抜高校野球大会の開会式で、不来方(こずかた)高(岩手県矢巾町)を卒業したばかりの竹内菜緒さん(18)=盛岡市=が国歌を独唱した。21世紀枠で初出場した同校の選手10人と共に立った大舞台。「みんな全力でプレーしてほしい」。後輩ら球児を励ます思いを込めて堂々と歌い上げた。
 竹内さんは国旗掲揚の場面で「君が代」の歌声を春の浜風に乗せ、スタンドの大観衆の拍手を浴びた。大役を終えて「伸びやかに歌うことができた。同じ学校の選手たちと同じ場所に立てたことが奇跡的で、心の支えになった」と話した。
 昨年12月に横浜市で開かれた全日本学生音楽コンクールの声楽部門高校の部で1位に輝いた。選手と一緒に甲子園の土を踏み、「歌と野球で岩手の方に少しでも希望を届けられたら」と地元への思いを語る。
 仲間と聞き入った小比類巻圭汰主将(新3年生)は「一緒に頑張ろうと思えた」と歌声に感動し、23日の静岡との1回戦に向けて力を得た様子だった。
 竹内さんは4月に国立音楽大(東京)へ進み、声楽家の道を目指す。「国内外で活躍したい」。同校の制服を着て臨んだ最高の舞台を思い出に次の夢へ向かう。

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