最後の卒業式 6年の支援に感謝

2017年03月19日

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感謝の言葉を述べる卒業生=2017年3月18日、仙台市若林区の六郷中体育館

 東日本大震災の津波で被災し、今月末に閉校する仙台市若林区の東六郷小(児童8人)の卒業式が18日、仮校舎として学んできた六郷中であった。卒業生5人が恩師や在校生に見送られ、学びやを巣立った。
 震災直後の4月に六郷中で入学式を迎え、小学校生活を送ってきた5人。「不安がいっぱいだった私たちにメッセージを届けてくれた世界中の皆さん、支援してくれた日本中の皆さんに感謝します」などと、涙ぐみながら6年間の思い出を述べた。
 卒業証書の授与では、一人一人が抱負を発表。高橋美咲さん(12)は「パティシエになって自分の店を開きたい」、佐藤優志君(12)は「誰かを笑顔にできる素晴らしい人になりたい」とそれぞれ語った。
 鈴木校長は「未来への扉を開くのは皆さん自身。ここで身に付けたたくましい体、豊かな心、感謝の気持ちを持って、希望あふれる中学校生活を送ってほしい」とはなむけの言葉を贈った。
 東六郷小は1957年に六郷小種次分校から独立し、開校した。震災の津波で校舎1階が浸水、児童が減少したため、4月に六郷小と統合する。25日に閉校式を行い、60年の歴史に幕を下ろす。

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