<楽天>「1番・茂木」チームに勢い

2017年03月04日

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西武との練習試合で「1番・遊撃」で先発出場し、2打数2安打と活躍した東北楽天の茂木(中央)。左は森山一塁コーチ、一塁手山川=2017年2月26日、高知市

 2年目を迎える東北楽天の茂木栄五郎内野手が1番打者として奮闘している。これまでの練習試合12試合中11試合で「1番・遊撃」で起用され、打率3割5分7厘の好成績。特に先頭打者として入る第1打席は11試合中6試合で安打を放って出塁し、チームをけん引する。「打つ、打たないで試合の流れが変わる難しい打順。その分、やりがいも大きい。チームに勢いを付けるような1番になりたい」と意欲を燃やす。
 2月28日のソフトバンクとの練習試合では一回、松本(岩手・盛岡大付高出)の1ボールからの最初のストライクを右中間へ運び、二塁まで到達。今江の適時打で先制のホームを踏み、切り込み隊長としての役割を果たした。「先取点を取れるかどうかは重要なポイント。投手も楽に投げられる。好球必打を徹底したい」と語る。
 新人として117試合に出た昨季は4番と9番以外の全打順を経験し、チームトップの11盗塁を記録。秋季キャンプで首脳陣から今季の1番構想を伝えられ、「1番を任せられるのは光栄。全うできる姿を見せたい」とオフから心積もりをしてきた。
 チームは昨季を通して1番を固定できず、茂木を含め7人を起用。143試合で119通りの打順を組む一因となった。池山チーフコーチは「打席数の多い1番なら茂木の打力を生かせるし、チームに勢いを与えられる」と期待を寄せる。
 「1番・茂木」にはもう一つの狙いがある。池山コーチは「今年は茂木にとってホップ、ステップ、ジャンプのステップの年。来年のジャンプに向け、チームの顔とも言える1番を打ち、楽天の中心となるリーダーシップを持ってほしい」と願う。
 本人も自覚は十分で、「(期待されて)満足するのではなく、恥じないプレーをしないといけない」と気を引き締める。全143試合に出場すれば、迎える打席数はおよそ650。「シーズンを通してけがをせず、まずは650打席に立つこと。全試合に1番で出られるようにしたい」と目標を掲げる。(浦響子)

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