津軽vs南部 境界争い綱引きで決着!?

2016年07月28日

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 歴史的背景から犬猿の仲とされる津軽藩と南部藩との境界を示す青森県史跡「藩境塚(四ツ森)」(平内町、野辺地町)で、かつての争いにちなんだ「綱引き合戦」が30日に行われる。主催は青森県土地家屋調査士会。「土地境界紛争のプロ」が長年の領地争いに公正な審判を下し、和解を促す。
 「藩境塚」は江戸時代、津軽藩と南部藩の領地の境目として奥州街道沿いに設置された。現在の平内町狩場沢と野辺地町馬門にまたがり、双方に二つずつ、計四つの盛り土から成る。
 県土地家屋調査士会は毎年、7月31日の「土地家屋調査士会の日」に合わせて地域貢献活動を実施してきた。今年も職業の特性を生かした企画を練る中、野辺地町職員から提案を受けた。土地柄を生かした地域振興イベントにしようと考え、両町の快諾を得て、実現の運びとなった。
 綱引きは、津軽、南部、土地家屋調査士の3チーム(男女8人、体重計550キロ以内)によるトーナメント戦。飛び入り参加可能なエキシビションも予定する。平内名物のホタテや野辺地特産の葉付き小カブの振る舞いや測量体験なども楽しめる。
 県土地家屋調査士会の赤平裕記広報部長は「領地争いの舞台であえて綱引きをすることで地域を盛り上げたい。土地境界のプロとして戦いを見届けようと思う」と意気込みを語る。連絡先は同会017(722)3178。

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